婦人科の診療は主に生理痛・PMS(月経前症候群)・更年期症状・不妊症・性病などの検査や治療をおこないます。また子宮筋腫、子宮腺筋症、婦人科がんの検査や診断をおこない、治療方針をきめていきます。低用量ピル、月経日の調整、緊急避妊、産み分け相談などの診療もおこなっております。 産科では当院は分娩を行っておりませんが妊娠初期から30週過ぎまで妊婦健診をおこなっております。万が一、異常が見つかった場合には、連携している入院施設に紹介をさせていただきます。 また流産や人工妊娠中絶(妊娠12週未満)などの処置なども行っています。
月経異常とは主に、生理不順や生理痛、またPMS(月経前症候群)、さらには不正出血を指します。
よくある症状
治療法
治療の前にまずは詳しい検査を行います。
などを行い、原因を特定して治療方針を決めていきます。 たとえば低用量ピルや黄体ホルモンなどの女性ホルモン剤や漢方薬などを使用します。またGnRHアゴニストやIUS(子宮内黄体ホルモン放出システム)を使用することもあります。精密検査や手術が必要な場合は提携している病院へ紹介します。
更年期は女性の加齢に伴う生殖期から非生殖期への移行期を指します。閉経の前後5年10年間を指します。 更年期症状は主に45~55歳の年代の方に現れ、ホルモン量の低下が症状を引き起こす原因とされています。 一定の期間を過ぎると症状は沈静化しますが、閉経後10~15年間経過してから、骨粗しょう症による骨折や、脳卒中や心筋梗塞などの血管疾患の発症のリスクが高くなることがわかっています。
大きく3つに分けられます。
詳細な問診や採血検査を行い、治療方針を決めていきます。 漢方治療、ホルモン補充療法(内服薬、貼り薬、塗り薬などを使用します)など、治療は多岐にわたりますので、患者さんの状態を診ながら決めていきます。またプラセンタ治療(注射)も効果がある場合があります。 更年期の時期はしばしば高血圧や、脂質異常症(高脂血症)を発症しやすくなります。そのため更年期症状の治療と併せて、内科的な治療を行うことが大切です。
性感染症とは、性的接触により感染する病気のことを指します。感染していても無自覚、あるいは無症状であることも多く、注意が必要です。一部の感染症は症状が悪化すると腹膜炎や神経の病気に発展したり不妊症になる場合もあります。そのため早期に治療をするのが望ましいです。具体的な疾患はクラミジア 淋菌 梅毒 ヘルペス トリコモナス 尖圭コンジローマ HIV 肝炎ウイルス等があげられます。
「なかなか子どもにめぐまれない、妊娠しない」場合には、子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症といった病気が隠れていることもあります。 当院では検査、診察を行い、不妊症の原因を探っていきます。
超音波検査 採血検査(栄養状態 女性ホルモン 甲状腺ホルモン 下垂体ホルミン 抗ミュラー管ホルモン) 子宮卵管造影 精液検査(精子特性分析器SQA-Vを用います)
夫の精液検査で異常がある場合、泌尿器科へ紹介をさせていただきます。当院ではタイミング療法、人工受精まで治療が可能です。体外受精などステップアップが必要な場合は他院不妊症専門施設へ紹介させていただきます。
不妊症の治療には「根気」が必要です。医師と連携しながら頑張っていきましょう。
低用量ピルに加え、緊急避妊ピル(自費診療)の処方を行っています。低用量ピルを継続して使用する場合には定期的な採血検査や子宮がん検診が必要となります。
当院では母体保護法に準して、妊娠12週未満の人工妊娠中絶を行っております。初診時に問診、超音波検査、採血検査などおこない、今後の方針を決めていきます。当院の中絶手術は日帰りでおこないます。
費用
当院では、各種健診も行っています。
詳しく当院にお問い合わせください。
心身ともに健康な毎日を送っていただくために
つらい悩みをそのままにせず、ひばりヶ丘駅徒歩3分の当院へまずは気軽にご相談ください。